内装の仕事をしています。まだ「職人」と呼んでもらえるレベルではありません。
「仕事は目で見て覚えろ」と言われてきました。今も基本的にはそうです。
ある程度経験を積むと真似してやってみるわけですが、最初は大抵失敗します。
上手くできたとしても単なる偶然であることがほとんどです。
「何回やっても」「きれいに」「早く」仕上げられなければ、プロとは認めてもらえません。
失敗すると「俺のやり方を見てろ、って言っただろ?」と怒られます。いや、見てたんですけどね。
「俺はそんな持ち方してないぞ!今まで何見てたんだ!」って言われても、それが道具と材料の間に指を入れているか入れていないか、ってレベルの違いだったりします。
自分でやっているとだんだん判ってくるのですが、道具の持ち方・体の置き方・目の位置・頭の位置など、プロの動作には全てに意味があります。
さらにその先には、「力のかけ方」「注意を払うべきポイント」など、外側からでは分からない領域が広がっています。
よくお世話になる職人さんからは「いつになったら何でもできる一流の職人になれるんだろう、と思いながら30年やってきた」というお話しを伺ったことがあります。
「地平線の手前まで」は、職人として、それ以前に一人の人間として、この先の気が遠くなりそうなほど長い道のりを思い、カテゴリー名として選びました。
カテゴリー名を提案してくれた人?は、近い将来、本ブログに登場します。
