我が家には、キンカチョウの女の子のきんかとしっぽがいます。
2019年7月に定期健康診断に行ってきました(当時のきんかは2歳1ヶ月、しっぽは1歳6ヶ月)。
病気にはかかっていませんでしたが、以前からの懸案であるきんかの体重は減っていませんでした。
きんかを飼い始めたとき、私たちは体重管理の知識がなく、餌を切らさないようにたくさん与えていました。
生活環境にストレスもなく、きんかは過ごしやすかったと思いますが、結果的に体重を増やしてしまい反省しています。
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小鳥の体重測定は、
1. 小鳥をプラケース等に入れて量る
2. 体重計に餌や止まり木を置き、小鳥を乗らせて量る
という方法があります。
うちの子たちは荒鳥なので掴まえるのは容易ではなく、1は早々に諦めました。
2も何度か試みましたが警戒して近づきません。
よって、病院でしか体重が分からない状態だったのですが、それでもきんかは何かと病院通いが絶えなかった子なので、体重が少しずつ増えていくのは把握していました。
初めのうちは、担当の先生に「筋肉がしっかりしていて、太っているわけではないので様子を見ましょう」と言われていましたが、その後も体重が増えていき、20グラムを超えた時点で(キンカチョウの標準体重は12〜15グラム)餌の量を管理しはじめました。
体重管理の方法はこちらから。
ただ、いったん増えた体重を元に戻すのはなかなか難しく、鳥にもつらい思いをさせてしまうため、もう少し早くから対策を講じておけば良かったと思っています。
今回の健診では、「このままだと肝臓が悪くなるかもしれない」と言われ、餌の量や内容をいまいちど見直し、何とか自宅で体重を量れるようにしようと決心しました。
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朝イチの空腹時に餌をのせた体重計を近づけるとまずしっぽが乗るようになり、それを見て臆病なきんかも乗ってくれるようになりました。
現在は、毎朝(量れるときには昼・晩も)餌の量と体重を記録しています。
体重の変化や鳥の様子をみながら少しずつ餌の量を減らし、
2019年10月26日現在、きんか17.5グラム。しっぽ16グラム。
だいぶ標準体重に近づいてきました。
鳥は体が小さく、無理なダイエットは生命にかかわります。
特にキンカチョウは代謝が早く、リスクが高いとのこと。
本格的なダイエットは獣医師の指導のもとで厳密に体重管理をしながら行う必要があります。
もろもろ考え合わせ、我が家はそこまでの厳しいダイエットは選びませんでしたが、できる範囲でゆるやかに取り組んでいます。
餌の量も、好きなだけ入れていた頃よりはもちろん少ないですが、まだ「多めですね」と先生に言われるくらいの余裕をもたせて与えています。
それでも体重は減ってきましたので、しばらくこの方法で様子を見ていこうと思います。
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なお、ここに挙げたのは、あくまで我が家のキンカチョウの場合です。
鳥さんそれぞれ適切な方法が違うと思いますので、ダイエットや体重管理を行うときは、必ず獣医師に相談してくださいね。
ご参考まで。
-体重管理に関するお話はこちら-
キンカチョウの体重管理について①【2018.1】
キンカチョウの体重管理について③【2020.3】
-そのほか、鳥に関するお話-
キンカチョウのはなし