我が家にはキンカチョウの女の子が2羽います。
名前はきんか、しっぽといいます。
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先般、やむを得ない事情で家を空けることになり、その間、鳥をペットホテルに預けることにしました。
ペットホテルといっても、この子たちを販売していたペットショップが店舗のバックヤードで預かってくれるというものです。
きんかは半年以上ここで暮らしていましたし、餌もお店で与えていたものをそのまま引き継いでいますから、いちばん安心だろうと思いました。
ケージ、餌、おやつ、普段使っている用具は持ち込みです。
お店のスタッフさんが餌と飲み水の補充、敷紙の交換などのお世話をしてくれます。
鳥種によって料金が異なり、キンカチョウは1羽につき1泊800円でした。
我が家は体重管理をしているため、決まった分量の餌を朝・昼・晩の1日3回に分けて与えているのですが、そちらにも対応してもらい助かりました。
餌は普段より多くお願いしましたが、帰宅時には2羽とも0.5グラム体重が落ちていました。
ダイエットしていることを考えればちょうど良かったくらいですが、飼い主はダメですね、なんだか不憫になりおやつをちょこちょこ与え、あっという間にもとの体重に戻りました(笑)
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今回のように短期間ホテルに預けるのは問題ありませんが、日数が伸びると鳥の体調が心配ですし、金銭的にも厳しいです。
かといって他に頼るあてもなく、何か突発的なことが起こり、夫婦ともにこの子たちの面倒をみられなくなった場合、どうしたらよいのかと考えます。
折しも今日は9年目の3.11で、災害についても思いが及びます。
1年半前、私たちは北海道胆振東部地震を経験しました。
このときは家に被害がなく、電気も早くに復旧したため、鳥の心配をせずにすみました(きんかが初めて卵を産みましたが)。
もし避難命令が出ても、赤ちゃんや高齢の方、アレルギーのある方、動物が苦手な方などたくさんいる中、そもそも人間のための場所にこの子たちを連れていくのは難しいので、できる限り家に留まるか、家が危なければ車中泊をまず考えると思います。
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どうしたらよいのかの答えは見つかりませんが、何か出来ることをと思い、2羽それぞれの覚書を作りました。
他に託すときなどに、この子たちのことがすぐ分かってもらえるよう、体の特徴、性格、食事、既往症、かかりつけ医などを一覧にしました。
でも、万一のことがないのがいちばんです。
平穏無事な日常が続きますように。
-きんかが卵を産んだお話-
キンカチョウ(錦花鳥) 卵を産む【2018.09】
-北海道胆振東部地震の覚書-
北海道胆振東部地震 そのとき思ったこと【2018.09】