■かんぜ
・生年月日 2022年3月
・出生地 静岡県
・種類 ノーマルグレイ
・性別 メス
・名前の由来 日本の伝統柄「観世水(かんぜすい)」から。
■かなめ
・生年月日 2022年3月
・出生地 静岡県
・種類 ノーマルグレイ
・性別 メス
・名前の由来 日本の伝統柄「扇文様」にちなみ、扇の骨をとじ合わせる軸の部分=要(かなめ)にしました。
この子たちは、ホームセンター内のペットショップから迎えました。
我が家に初めてキンカチョウを迎えたのは4年前で、そのときは鳥を飼う=ショップで購入するという以外の方法を考えてもみませんでしたが、現在は里親になることやブリーダーさんから直接迎えることも選択肢として頭にあります。
むしろ機会があれば積極的にそちらを択びたいのですが、実際はかなわずに(そもそも札幌にキンカチョウのブリーダーがいるのか、インターネットで検索しても見つけられずにいます。里親募集のサイトは見ています)、今回もペットショップから迎えました。
今年になって覗き始めたショップなので、ここから迎えるのは初めてです。
4月初めだったでしょうか、生まれて間もないキンカチョウのヒナ十数羽が小さなプラケースの中で団子になっているのに出会いました。
こんなに幼い子をこれほどたくさん一度に見たのは初めてです。
皆一様にくちばしが黒く、グレーの羽がほわほわと体表を覆っていました。
どの子がどの子やら見分けもつかず、性別も分からず、分かるのはただかわいいということだけ(笑)。
この日齢だと、まだ神様の加護のもと、混沌を生きている感じがしますね。
当然に連れて帰りたくなりましたが、私たちはヒナを育てた経験も挿し餌をしたこともなく(これからマスターする自信もなく)、そもそも仕事で家を空けるため一日三度の餌やりはできないのでした。
頼りないほどちっちゃなキンカチョウのヒナたちでしたが、本当に小鳥の成長は早い!
ショップに通っているうちに、黒かったくちばしは徐々に赤くなっていき、男の子の羽にはゼブラ模様やスポット、チークパッチがうっすら見えてきました。
顔つき、体つきといった外見もですが、ちょっとした仕草や行動に「こりゃ暴れん坊で周りをかき回しそうだな」「ごはん譲っておっとりした子だな」など性格の片鱗が垣間見えるのが面白いことでした。
皆いっしょの赤んぼ時代も可愛かったですが、個性がはっきりしてくるこの時期もまた可愛いものですね。
その後、ヒナたちは挿し餌からひとり餌へと移行をはじめました。
そして完全に挿し餌を卒業した5月中旬、二羽を迎えることにしました。
一羽は大きなまるい目が印象的な、亡きしっぽを彷彿とさせる女の子。
もう一羽は、ケージに近づくと他の子を飛び越えてこちらに寄ってきた女の子。
かんぜ、かなめと名付けました。
先住鳥たちの「ひらがな」「三文字」「和柄(これは後付けなのですが)」という名付けを踏襲したかたちです。
これからどうぞよろしくお願いします。