こんにちは。ひなぎくです。
今日のブログは、フィンランド語入門講座(2020.9.19)でとりあげたフィンランド人の名前についての話をお届けします。
ゲストには、先週に引き続き、北大留学生のネッタさんが来てくれました。
とても頼もしいもうひとりの先生です、ありがとうございます!
授業で使用しているテキスト『suomea suomeksi 1』には、よくあるファーストネーム etunimi の一覧が載っています。
ただし1977年初版の古いテキストなので、ネッタさんは「30年くらい前の名前という感じ」と話していました。
最近はどんな名づけが人気なのでしょうか、調べてみました。
Ainoさんだけはかろうじて(笑)テキストに載っていましたが、他はなし。
ですが、流行は繰り返すので昔の名前がリバイバルすることもあり、たとえばHelmiさんという女の子の名前は最近また人気を集めているそうです。
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フィンランドやスウェーデンには「名前の日 nimipäivä 」があります。
自分のファーストネームが一年のどこかの日に割り当てられており、昔は「2つめの誕生日」といわれていましたが、今はそれほど重要視されていないとのこと。
ちなみにネッタ Netta さんの名前の日は1月21日で「親が忘れていても、おばあちゃんからは必ずお祝いのメールが届く」そうです。
名前の日を管理するのはヘルシンキ大学の almanakkatoimisto(暦をあつかう部署)で、5年に一度、暦に載せる名前を改訂(削除・追加)しています。
almanakkatoimisto のホームページでは、ファーストネームを入力して名前の日を検索することができます。
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また、フィンランド政府観光局のホームページには、日本人の名前をフィンランド人の名前に変換してくれる楽しいコンテンツがあります。
私の名前は、Varpu Kesälä に変わりました。
varpu は小枝、kesälä は夏を過ごす場所。
小枝ちゃんなんて、可愛くて嬉しいです!
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
どんな名前になったか、よかったらコメントで教えて下さいね。