こんにちは。久しぶりのブログは冬至の話題を。
今年2024年の冬至は12月21日(土)でした。
ちょうど仕事が休みで他に予定もなく、よし、今年は一陽来復を衷心からお祝いするぞと思い、生かじりで知っていた「冬至の七種」を使った献立を作ってみることにしました。
冬至の七種 = とうじのななくさとは、名前に「ん」が2つつく食材で、大いに運を呼び込むことを期しているそうです。
この時季の養生食にもなります。
・なんきん(かぼちゃ)
・れんこん
・にんじん
・うんどん(うどん)
・きんかん
・かんてん
・ぎんなん
これを一種類ずつ別々のおかずにするのは大変なので、できるだけまとめてしまいます。
まず、うどんはほうとう風にして、かぼちゃとれんこんとにんじんを使う。
そして食後の甘味に、かんてんを使った牛乳かんと、きんかんの甘露煮を作ろう。
ちょっと困ったのがぎんなん。普段まったく使わない食材です。
どうしようかな~と冷蔵庫をあけたらハムと玉ねぎがあったので、これをお歳暮でいただいたゆずポン酢(ゆずも冬至らしくて良いよね)で和えてマリネにし、脈絡ないけど、上にぎんなんを散らしてOKとしました。
ぎんなんといえば茶碗蒸しなんでしょうか、でも北海道はぎんなんではなくシロップづけの甘い栗を入れるのでピンとこないんですよ。
お赤飯も小豆ではなく甘納豆だし、甘いものがご馳走という感じなのかな。
このブログを書いている今日は大みそかなのですが、咽頭痛からはじまる体調不良でここ数日苦しんでおり、図らずも喉にやさしいきんかんに助けられました。
作っておいてよかった。
冬至を越えてから太陽の光は確かに力を増していて、まだ当分寒さが続く北の地にいても初春の二字を嬉しく頭に思い浮かべることができます。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。