キンカチョウ(錦花鳥)と暮らすことになり、インターネットであれこれ情報を集めていたら、小鳥の健康診断があることを知りました。

夫はすぐにでも連れていきたがったのですが、私はちょっと渋りました。
子どもの頃に飼っていたキンカチョウを、病院に連れていったその日に亡くしたことが、いまだに胸の奥にわだかまっていたようです(自分でも思いがけなかったのですが)。

もう30年以上も前のこと。
キンカチョウの様子が何となくおかしくて、両親が動物病院に連れていったのですが、学校から急いで戻ってきたときには、もう息を引き取っていました。
突然すぎて、病気で死んだというより、病院に行ったことで死んでしまったように思えました。
キンカチョウは臆病な鳥で、さらにその子は荒鳥(手乗りではない鳥)でしたから、病院がどんなに怖かったか。
病院になんか連れて行かなければ・・・ごめんね、と布団の中で何度も泣きました。

今になって分かったのは、鳥は体調不良を隠すということ。
自然下では、弱った個体は襲われます。
だから、限界まで元気なふりをするのですね。
あのときは突然と思えたキンカチョウの死ですが、「変だ」と私たちが気づいた時点でもうかなり病状が進んでいたのかもしれません。

しかし当時は何も分からず、子どもだった私は大好きな小鳥を奪われたと感じて、病院=わるものにしてしまいました。
そんな苦い記憶がよみがえって、このたびの健康診断も「う~ん」と逡巡してしまったのです。

そのまま半月が過ぎ、ある日、キンカの左羽がわずかに身体から浮いていることに夫が気づきました。
「ケガをしたかもしれないから診てもらわないと」と夫が言い、私もようやく思い切りました。
診察と合わせて、健康診断も申し込みました。

結果は・・・本当に行ってよかった、のひとことです。
左羽はやはり傷ついていて、薬をもらいました。
そして健康診断でメガバクテリアがみつかりました。
死に至ることもあるという怖い菌ですが、症状が出る前に除菌すれば安心です。
小鳥専門の病院ということもあり、頼りにできると感じました。

次回のブログでは、健康診断の内容についてお話しようと思います。

-次回の記事はこちら-
キンカチョウ、健康診断に行く ~ 診察篇~【2018.6】

-そのほか、鳥に関するお話-
キンカチョウのはなし

 

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