8/11(土)に、「ふぃんらんど茶話会」に参加してきました。
留学生のネッタ(Netta Hongisto)さんを迎え、ヴィーガン(芬語:Vegaani)のお話を聞いてきました。
ネッタさんのヴィーガン歴は7年ほど、と言っていたかな?
動物性食品にとどまらず、革製品、毛皮、絹など、動物由来の製品そのものを使わない生活を続けているとのこと。
「ヴィーガンは生き方」なのだそうです
近年、フィンランド国内ではヴィーガンの若者が増えているとのこと(マクドナルドが試験的にヴィーガンバーガーを発売していたらしいです)。
ヴィーガンになる理由は人それぞれ。
本来、動物が自身で消費するべきものを人間が奪い取ってしまうことへの疑問からヴィーガンになる人も多いとのこと(Animal rights)。
ネッタさん自身はお姉さんの影響だそうです。
コンビニで海苔巻きを買うときも、付属の醤油に出汁が使われているものは避けるなど、徹底しているように見えますが
・知らずに肉や魚を食べてしまったとしても、それについては別にどうということはない(だけどお腹の調子が悪くなる)。
・今は食べていないけど、この先肉を食べたくなる日がくるかも知れない。その時には食べる。
・他人にヴィーガンになることを勧めることはないし、他人が肉を食べていてもなんとも思わない。
など、特段構えることなく自然体の生活をしているようです。
他の参加者のお話しも聞きましたが、「ヴィーガン論」みたいなことを厳格に考えていくと、どこかで破綻する気がします。
成長期に肉や魚を食べないなんてそんな食生活していて大丈夫なのかな、と思いましたが、ご本人はとても健康そうです(妻のひなぎくはネッタさんの肌が大変きれいなことに驚いていました)。
会場となったのは、円山公園駅から徒歩で5~6分のところにある「いただき膳」というお店でした。
大豆たんぱくを使った肉のような食品も入っていましたが、わざわざ肉に似せずとも厚揚げそのものでも別に良いのに、と思いました。十分に美味しいご飯でしたから。
世話人のフィンランド協会理事が食べていた、石焼ビビンパみたいなご飯が美味しそうでした。
食後に頂いた「コーヒー」は濃いめの麦茶という感じでした。