我が家のキンカチョウ(錦花鳥)、きんか。健康診断を受けたところ、メガバクテリアが見つかりました。

メガバクテリアは鳥の胃に棲む真菌です。バクテリア(細菌)と呼称されていますが、研究がすすみ、細菌ではなく真菌であることが分かったそうです。糞に混ざって出てくることが多いので、糞便検査で見つけるのが一般的です。

健診で、顕微鏡で拡大した糞の画像を見ました。糸くずや結晶のような細かい形が散らばっているなかに、明らかに大きくしっかりした輪郭のものがあります。カップアイスに付いてくる木のへらみたいだなぁと思ったのですが、これがメガバクテリアでした。

幸い、うちのきんかはメガバクテリアがいるだけで、病気は発症していませんでした。菌を持っていても一生発症しない鳥さんもいるそうです。

ですが、鳥の免疫力が落ちると、胃炎など消化器の病気を引き起こす可能性があります。その結果、食べたものを消化できず痩せてしまったり、命を落とすこともあるそうです。

また、慢性化すると完治が難しく、一生付き合わなければなりません。

やはり早期発見、早期治療が大切なようですね!

病院では、治療法として、注射と飲み薬の説明を受けました。
注射は一週間に一度、全部で3回打ちます。
薬は飲み水に溶かして与えますが、色(黄色)や味を嫌がって飲まない子もいるとか。

飲み薬だけでも治療成績は悪くありませんが、注射も併用したほうがより確実とのことで、初回は打ってもらいました。
が、あまりの恐怖にきんかが気を失ったので、以降やめました。
その子の性質や性格に合わせるのがいちばんだと思います。

おかげさまで飲み薬は嫌がらずに飲んだので、一週間後の検査ではメガバクテリアが発見されず、二か月後の最終検査も陰性でした!

再発しやすいという話も聞きますので、今後も定期的に検査を受けたいと思います。

お迎え時の健診の重要性も、今回のことでよく分かりました。特にメガバクテリアは、雛のときに親鳥から感染している(吐き戻しの餌をもらうので)ケースが多いため、早めに診てもらうのが安心です。

 

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