我が家で飼っているキンカチョウは、ノーマル種の女の子2羽。
名前は、きんか、しっぽ、といいます。

キンカチョウはスズメ目に属しますが、体格はスズメよりひとまわり小さく、標準体重は12~15グラムです。
我が家の鳥たちはこれより重く、特にきんかは一時20グラムを超えていたので、餌の量を管理し始めました。

始めた当時のブログを見返すと「主食:殻付きシード3.5グラム 」からスタートしており、ずいぶん与えていたのだなと驚きます。
鳥の様子をみながら少しずつ減らし、現在は「主食:殻付きシード2.0グラム強 + おやつ:0.5グラム」の合わせて2.5グラム。
まだ多いかもしれませんが、これより少ないと一日中ごはんを催促してみーみー鳴き続け、放鳥時にしっぽの飛ぶ高度が下がるため(パワー不足?)、2.5グラムに落ち着きました。
しっぽはきんかより1グラムほど体重が軽いのですが、しっぽのほうが運動量が多いせいか、同じ量の餌を与えても問題ありません。
きんかは餌の増減が如実に体重に反映するので、調整するときも少なすぎないように気をつけています。

2020年3月現在の食事内容です。

■主食
かかりつけの病院で教わった栄養バランスの良いシードの割合(下記)を参考にしています。

ヒエ → 60~70%
アワ → 10~20%
キビ → 10~20%
※キビよりアワを多くする
カナリーシード → 5%
その他 → 5%

我が家で使っているミックスシードはアワの比率が高いため、ヒエを別に購入し、主食に混ぜたり、おやつのときに与えています。
カナリーシードはご多分に漏れず、2羽とも大好物。
高カロリーでは・・・と心配していたのですが、先生のお話によると、健康に大切な必須アミノ酸が多く含まれるので5%は与えてほしいとのことでした。

■副食
青菜(有機栽培の小松菜、ときどき豆苗)、ボレー粉。
ごくたまにリンゴ。ミカンはなぜか口をつけません。

■おやつ
ヒエ、オーチャードグラス

■ビタミン剤
病院で出してもらっています。
市販のビタミン剤を使っていましたが、ショ糖が含まれるためダイエットにはあまり良くないかと思い(正確なところは分かりません)、ショ糖無しの病院のものに切り替えました。

■きんかの体重の推移
2018年4月(ペットショップから迎えたとき):16.5グラム
その後20グラムを超え、同年11月に体重管理を始める。
2020年3月現在:16.2グラム

■しっぽの体重の推移
2018年8月(ペットショップから迎えたとき):15グラム
体重管理を始めてからも重いときには16.5グラム前後あり(卵無しの状態で)、産卵も続きました。
2019年7月に健康診断を受け、再度、食事の見直しをはかったところ、産卵がやみました。
2020年3月現在:15.2グラム

体重管理=食事量のコントロールは、生命にかかわること。
ここに挙げたのは、あくまで我が家のキンカチョウの場合ですので、体重管理を行うときは、必ず獣医師の指示に従ってくださいね。
ご参考まで。

 

-体重管理に関するお話はこちら-
キンカチョウの体重管理について①【2018.11】

キンカチョウの体重管理について②【2019.10】

-そのほか、鳥に関するお話-
キンカチョウのはなし

 

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