こんにちは、ひなぎくです。
今回は我が家のキンカチョウ、きんかとしっぽのケージの中をご紹介します。

最初に、ケージに付いてきた止まり木と餌入れを、キンカチョウの小さい体に合わせて改造することから始めました。

■止まり木

太かった止まり木は直径8ミリに削りました。
止まり木の一本には、きんかが趾瘤症をわずらっていたときに病院で処方された自着性伸縮包帯を、完治したのちも引き続き巻いています。

■餌入れ

深い餌入れは側面を斜めにカットし、プラスチックの止まり木を取り付けました。
ここに乗って食べる仕様です。
夫は工具を扱うのが好きで慣れているため、付属品をなんとか生かせないかと工夫しましたが、苦手な方はムリせずとも市販品がいろいろあります。
小鳥用品売り場に小型の餌入れがありますし(ただし止まり木はなかなか無いです)、ホームセンターで細い丸棒も手に入りますよ(長さをカットし、両端に溝を切る必要はありますが)。

■菜差し

菜差しは、ケージにひっかける針金を取り外し、磁石を付けました。
きんかが昔、ケージ内に手を入れるとバタバタ暴れたため外側につけることにしたのですが、そうすると針金がケージの内側に出てしまい、万一ケガをしないよう磁石に変えたという経緯です。

次に紹介するのは、しっぽが病気をしたときに、少しでも体が楽なようにと考えて作ったものです。

■お休み処

我が家は発情抑制のため巣を入れていません。
そこで、体をあずけて休める場所をかまぼこ板で作りました。
大きさがちょうどよかったのと、食品に使う板なら鳥が舐めても安全なのではと思ったからです(実際のところは分かりません)。

側面にドリルで下穴を開け、鬼目ナットをねじ込みます。
ケージには、ネジと座金を使って固定します。

上部に穴を開け、小型の餌入れを取り付けられるようにしました。
休みながら食事も摂れるようにと思ったのですが、餌入れの背が少々ジャマで・・・改善の余地有りです。

ケージに設置したところです。
座金があると安定します。

■可動式餌入れ

頭を下げる動作が辛そうだったので、楽に餌が食べられるように夫が考えました。

ヒノキ材を細工し、小型の餌入れが取り付けられるようにしました。
こちらも、鬼目ナット、ネジ、座金を使用しています。

これは、斜めに傾けて設置した例です。
鳥が食べやすい位置・傾きに動かすことができます。

そのときどきの鳥の状態に合わせ、試行錯誤しながら作ってきた飼育用品です。
鳥は様々な経験を積んで変わっていくので、以前は必要だったものが今はそうでもなかったり、ということもあります。
例えば、きんかは私たちがケージ内に手を入れても昔のようにむやみやたらに暴れなくなりました。
菜差しの磁石が先日外れてしまったので、これを機にもうやめようかと話しています。
また病気のときと健康なときとでは、必要なものも違ってきます。
鳥が体調を崩すのは本当に辛く、できることは何でもしてあげたいといろいろやりますが、果たしてどこまで鳥のためになっているのかどうか。
人間側の自己満足かもしれないと思いつつ、それでも何かせずにはいられません。

夫の道具箱は鳥用品を作るための部品でいっぱいです(笑)

 

-関連する記事はこちら-
キンカチョウのケージ【2018.8】
キンカチョウの止まり木【2018.8】
キンカチョウの餌入れ【2019.5】

-そのほか、鳥に関するお話-
キンカチョウのはなし

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